退院④と通院日
退院少し前から、気力が出ないというのが一つの心配の種です。
無事退院してからは顔色も少しずつ良くなってきているし、最初は危なかった足取りもしっかりしています。
でも何というか、やりたいことがなく気力がないという様子です。
以前からの趣味の読書やパッチワークはどうか?と聞いてみても全然したくないとのお返事。
lineも半分放置に近い状態で、夫にチェックと簡単な返信を頼んでいる状態です。
通院日には、車いすではなく歩いて検査室にも行けたと聞いて嬉しい驚きでした。
抗がん剤はやはりスキップとなりましたが、来週体調が回復していれば投与してもらえる予定になりました。来週に備えて鉄分の点滴もあったそうです。
抗がん剤治療のl効果は、微妙なラインにいるようです。ただ、体調不良でスキップしたり、投与量も抑えての中での結果なので、投与を継続してみるという判断なのだと思います。
治療のためには体力づくり。食事に関しては、ここ数日意識して多めに食べるようになっています。エンシュアは飲みにくいのでメイバランスを飲むようになりました。
状況によっては、運動をさせてくれるデイサービスに通ってもらうのもいいのかな、と考えています。
入院④
2回目の抗がん剤治療の後数日して、義母の体調が悪くなりました。
抗がん剤の副作用なのかと思っていましたが、少し黄疸も出ているのでは?と心配した夫が大学病院に相談したところ受診を勧められ、検査の結果胆管炎でそのまま緊急入院となりました。
先生がもう1日遅く来ていたら危なかったかもしれないから息子さんの判断に感謝です、とお話されていたとのこと。正直私は胆管炎なのかもとまで思い至らず、体調を注意してみることの重要性を改めて感じずにはいられませんでした。
胆管ステントの交換は2-3か月に一度(義母は金属なのでもう少し長い?)と認識していましたが、今回で2回目の交換を行っておりペースが速いのかもしれません。
・多量の汗(発熱)
・黄疸
・身体のだるさ
今の傾向では、この3つの症状が出るように思います。黄疸がよくわからなくて判断に迷うためもう少し気を付けていきたいです。家の中だとわかりにくいのかも?
夫も家で見たときは何となくだったけれど、病院の灯りの下で見ると黄色くて驚いたと話していました。
癌によるものと思われる症状で普段から体調不良気味のため、よくある症状と思うべきか、急いで病院に行くべきかというのは難しいところがあります。
でも、受診していれば…とならないように、かかるべきタイミングを見極められる環境づくりが必要なのだと感じています。(本人も家族も)
今は体調も落ち着いてきたのであと2日ほどで退院できる予定です。
抗がん剤はまた1回スキップとなり、次週退院後の通院日に今後の相談をすることになりました。
抗がん剤治療②
体調不良が続き、少し間が空きましたが2回目の抗がん剤治療となりました。
K先生からあまり状態がよくないと言われたものの、無事投与してもらえることになりほっとしています。2剤の量を更に減らしたものに新たに薬剤を追加し3剤の投与です。
少し前に、義母の知り合いのご主人も同じ病院に抗がん剤治療に通っていると教えてもらったそうです。遠路はるばる行っても採血の結果次第でそのまま帰宅することも多いと伺ったところだったので投与できるか心配していたのです。
抗がん剤が投与できない期間にCVポートの埋め込みを行いました。
義母は血管が細く採血や点滴の度に苦労していて、手には内出血の痣が多くできていました。針を刺すこと自体が負担になっていたので、CVポートは是非したいと希望があり埋め込みすることになりました。
医療従事者でない私たちからすると、義母の状態を簡単に判断できるものではないと思っていますが、医師からあまりよくないと言われるとショックを隠せません。
先生から伺う話と最近読んだ本で共通しているのは、元気な状態でないと抗がん剤は効果を発揮できないということです。
先生がおっしゃるには「日常生活ができる状態」、本の内容を踏まえてそれをより具体的にすると食事運動量の改善が必要になってくるのだと思います。
入院以降筋力の低下があり、動けないのは仕方がない、もう少し時間をかけながらと考えている部分がありましたが、もう少し深刻に早く取り組まなくてはいけないのかもしれません。
入院③と抗がん剤治療①
義母の抗がん剤治療が始まりました。
入院当日は受付の案内に不備があり、先に病室に通されてから採血やレントゲンに行く羽目に合い、予定していた外来を受けられない事態に。K先生に色々聞こうと準備していた夫は怒っていました。大学病院でもこんなことあるんですね。
抗がん剤の点滴は約5時間かかったそうです。
投与中の痛みはなく始まってからほとんど寝ていたとのこと。
終わってから家族のグループLINEに報告があり、ご飯やお菓子(干し芋)を食べられていたみたいだし、体調がよさそうと安心していましたが、翌朝夫が電話にでると声に元気がなく体調が悪い様子でした。
夜中に汗が止まらなくなり、何度も着替えをしたり、あまり眠れていないようです。
着替えを使ってしまったので多めに追加して欲しいとリクエストがありました。
事前の説明では、初回は使用する3剤の内2剤の半量からスタートするので副作用の影響も少ないと思う、と先生から聞いていたので少し楽観してしまっていました。
今日は、次回からの外来での抗がん剤投与に向けたオリエンテーションがあるため夫と義父が病院に向かいました。
投与後の経過を見たいのでもう1泊して欲しいとお話があり、その予定が変わらなければ明日退院です。
義母の体調が回復していますように。
通院日
大学病院に転院して、初めての通院日。
義母と夫は朝7時半に出発して、帰ってきたのがなんと夜7時過ぎ!
病院まで片道1時間強かかるのと、遅い昼食・用事を済ます時間が含まれているにしても本当に1日がかりです。大学病院の待ち時間は長いと噂には聞いていましたが、想像より長い1日となり2人とも疲労困憊でした。
予約時間は9時半で、採血・血圧測定が済んだのは10時頃。
そこから待ち続けること約3時間、先生に実際に診察してもらったのは13時過ぎ(!)で、その後さらに鉄分の点滴が入って14時台に点滴。入院の説明や会計にも時間がかかり、病院から少し離れた回転寿司屋さんでやっとお昼にありつけたのは16時前だったと言います。
その後用事を済ませた後に調剤薬局でお薬をもらって帰宅しました。
具合が悪い方が行くのに、皆こんなに苦労しながら毎回通院しているのかと思うと驚きでした。
診察では、体調の確認や今後のスケジュールについて説明があったそうです。
来週から抗がん剤が始まります。初回は入院しての投与になるので様子を見ながら2-3日入院になるとのこと。
親類の結婚式に参列するため、1週スキップして11月の頭に2回目の抗がん剤になる予定となりました。予定に関してはしたいことをできるよう考慮してくださるようです。
鉄分注射が効いたのか、翌朝あった義母は最近の中でも1番元気にみえました。
入院前に英気を養いに夫婦で1泊旅行に出発です。
食事の悩み
退院後の暮らしで嫁の立場的に悩ましいのは食事の支度です。
食欲が落ちているのでまずは食べられるものをというのが優先になります。
先生からは特に制限なく食べたいものを食べていいよとお話されているそうです。
好みがこれまでと若干変わっていたり、と思えば意外なものが食べられたり。
六君子湯を飲み始めてから少しずつ食欲が回復してきているように思います。
でも、以前の食事量と比べると3分の1程度で、食べるのが大好きだった義母が
食への興味が薄れているのは何とも言えず寂しい気持ちにもなります。
食べて欲しいという家族の気持ちがプレッシャーになるとも書かれていたので、なるべく気にしすぎないようにしようと思いつつ、私のメニュー選び次第でもう少し食べられるのかなあなんて考えてしまうことも。
「もういらん」「これ好きじゃない」と1日に何回も聞くと、ちょっと悲しい気持ちになります。義母にも食べられないもどかしさがあると思うので、割り切って慣れていくしかないのかなと思っています。
更に欲を言えば、義母も1品でいいので作ってくれたりしたら…。
楽をしたいという意味ではなく、義母の美味しいお味噌汁を飲めたりしたら皆嬉しいと思うんです。上手におねだりするタイミングを伺っているところです。
退院②
少し前のことでも、書き出すと記憶が曖昧な点も出てきて、少しでも忘れない内にと駆け足で更新していました。何かもっとあったような気もするし、でも最初の数日は家じゅうがパニック状態で気持ちの整理にブログを書きたいとなるまでに時間がかかったし…思い出して追記していくかもしれません。
ここからはタイムラグなく書いていける予定です。
義母が退院となりました。
前日の夕方過ぎに退院が決まり、お迎えの都合をつけるのに若干バタバタして、夫が仕事の合間に迎えに行くことになりました。
先生との面談しかり、家の場合はたまたま自営業で時間の融通が利くので何とかなりましたが、会社勤めの方は時間の都合をつけるの大変だろうなと思います。
SAで昼食をとって、お昼過ぎに帰宅。
今のスケジュール通りに行くと2週間位家にいられる予定です。
お薬が効いて、食欲が改善しますように。
さて、今日の晩ご飯はどうしようかな汗