動揺の日々

義母が入院して、義父と夫と私3人での生活が始まりました。

(義両親とは車で10分ほどの距離に住んでいますが、自営業で日中は義実家で過ごしています。)

 

ムードメーカーの義母がおらず、状況も状況なので家の中はすっかり暗くなりました。

分担していた仕事や家事など、普段していなかったこともやるとそれだけであっという間に時間が過ぎていきます。

日常の仕事をしながらお見舞いに行き、義父や夫は親戚への連絡等にも追われていました。(すごく兄弟仲がよく、心配した方から状況を知りたいと連絡が沢山きていました)

そして何より精神的な負担。

1週間位は不眠の状態が続き、夫はみるみるやつれていきました。

交際期間から数えると夫とは20年近くの付き合いになりますが、このような夫は初めてで本当に心配でした。

がん患者の家族は第二の患者、とも言われることがあるように家族の苦しみは計り知れないものだと実感しました。

 

義母はステント後しばらく絶食が続き、ステントを入れた辺りに痛みがある様子でした。点滴が何本も繋がれて手が痛々しく、さらに血管が細いので新しいものに刺し変える度に一苦労だと嘆いていました。

 

数日後に家族を含めて改めて説明の機会を頂けることになりました。

予期せぬ入院で、このまま抗がん剤治療を始めてよいのか?手術の可能性はないのか?調べていく中で大学病院のセカンドオピニオンを受けてみたいと考えました。