セカンドオピニオン外来へ

付け焼刃の知識ではありますが、手術の可能性があれば手術したい(難しい部位で手術適応が施設によって異なる)ことや遺伝子パネル検査など何かできる検査が他にもあるのではということもあり、早々にセカンドオピニオンを受けることに決めました。

 

隣県の大学病院が胆膵の領域に強いということがわかり、担当医の先生に相談の後がん支援センター経由でセカンドオピニオン外来を予約。2週間弱ほど待ち義父と夫で外科の先生に面談することになりました。

 

それまでの期間に、義母の体調は少しずつ回復し、会う度に顔色もよくなっていきました。面会に来た親戚も元気な姿に驚いた様子でした。

 

セカンドオピニオンの先生からも、やはり現状での手術は難しいとのお話でした。

 

抗がん剤治療で癌が縮小すれば手術できるケースもあること、遺伝子パネル検査で適合すれば治療の可能性が広がるかもしれない等前向きなお話も頂けました。

また、今の健康状態であればもう早々に退院でき家に戻れること。

抗がん剤治療はおそらく通院(1回目は入院、その後の状況によっては入院)になり、元気があれば旅行に出てもいいし、食事も好きなものを食べてよくなりますよと、担当医の方から聞けなかったお話も色々伺うことができて有意義な時間になった

 

家族で相談の結果、大学病院へ転院することになりました。

担当医の先生はいい方で、看護師さんも親切な方が多く入院環境としてはよかった様子でしたが、義母もよりよい治療が受けられるなら転院したいとの希望で決まりました。

外科との連携や検査等施設の充実度等よりよい治療環境になると信じています。